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美十 釣狐

いなり寿司を日本の実用食に。京都土産の定番「おたべ」を手がける美十が、新たに伊丹空港で展開した京風出汁いなり専門店「釣狐(つりぎつね)」。EXIDEAは、この特別な“空の玄関口”という立地に合わせて、利用者の行動傾向を徹底的に分析しました。そこから導き出したのは、「日本の実用食」というコンセプト。旅の前後、誰もが手軽に食べられ、お土産にも選びやすい存在へと進化させるため、個別包装へのリニューアルを提案。さらに、ブランドの象徴として赤い狐をあしらった印象的な暖簾をデザインし、空港という喧騒の中でもひときわ目を引く存在に。その結果、リニューアル後の売上は130%アップを達成。伝統の味に新しい価値を吹き込むブランディングで、「釣狐」は空港で愛される“実用食”へと生まれ変わりました。

Client
Bijuu Co,. Ltd.
Role
Copy, Design, Planning, Project Management
Date
2025-
Project team
Business Produce : Teppei Shioguchi (EXIDEA)
Creative Direction / Planning : Shigeru Saiki (EXIDEA)
Art Direction / Design : Masaki Murakami (EXIDEA)